ウォシュレットを海外へ持ち込む【オーストラリアで設置してみた】

  • 海外でウォシュレットを使いたい人
  • 日本から持ち込めるか知りたい人
  • 電源不要のウォシュレット便座を知りたい人へ

海外で生活をすると、痛感するのが日本のトイレのありがたさ。

そろそろ100均のトイレシートからランク上げたい…

この記事は、実際に日本からウォシュレット便座シートを持ち込み設置した経験を紹介します。

ユニットバスであったり、トイレに電源がないという場合でもあきらめなくて大丈夫。

電源不要タイプも紹介します!

今回日本のTOTOさんで購入していますが、TOTOさんは現地での購入を推奨していますので、日本規格の製品を使う場合は、あくまでも自己責任でお願いします。

でも、4年経った今でも不具合を生じることなく快適です。

目次

ウォシュレットを海外へ持ち込む

日本から夫がスーツケースにウォシュレット便座を詰め込み、オーストラリアに持ち帰ってから早4年。

日本に10年前に初来日した時から、日本のトイレ事情に魅せられた夫。
最近でこそ、オーストラリアでも$400~600代で便座シートのみの販売がありますが、当時はまだそこまでの普及は見られず、

日本に行ったら、絶対便座を買って持ち帰る!!

と並々ならぬ情熱を傾け、ウォシュレット便座を購入しました。

うりんこ

日本のトイレ事情の凄さに感動する海外の人、多いよね

購入前に必要なこと

まずは、確認事項をcheckしましょう

①設置にあたり、必要なチェック項目

  • 便器のサイズ
  • タンクの位置
  • 止水栓のタイプ
  • 止水栓とロータンクの距離
  • トイレに電源がある

参照>>TOTO購入前のチェックポイント

②設置に必要な道具

  1. 便座シート
  2. 変圧器(ダウントランス)
  3. 工具

ウォシュレット便座を買う

帰国するたびに、Bunnings(オーストラリア最大のホームセンタ)命の夫が入り浸っているのが、カインズホーム。

うりんこ

オーストラリアにいる時と、行動パターンが変わりません!

田舎なので、一番品ぞろえがいい。

自己責任になりますが、

アジア圏を中心に、買っていくお客さんは多いそうです。

もちろんネット通販でも購入できますよ!

ウォシュレット便座の種類

ウォシュレットには貯水式瞬間式の2つのタイプがあります。

簡単に2つを説明しますね。

貯水式

温水を内蔵されたタンクに貯めておくタイプ

メリット
デメリット
  • 本体価格が比較的安い
  • 一度に必要な電力は瞬間式より小さい
  • 一度にたくさん使うとタンクが空になるので、連続使用に向かない
  • 保温している分、電気量がかかる

瞬間式

温水を使う時に瞬時に温めるタイプ

メリット
デメリット
  • 使う時だけお湯をあたためるため、湯切れしない
  • 清潔
  • 電気量は安いが、瞬間的な消費電力が大きい(契約アンペアによっては使えない場合も)

わが家は、貯水式を選びました。

理由は…
瞬間式だと瞬間的な消費電力が多く、後述する変圧器にも問題となってくるからです。

私たちが購入した便座はこちら

ビデ/おしり洗浄・便座保温・脱臭機能・ノズル掃除・節電機能が付いているこちらを購入!

2万円ほどでした。

今は、同じような機能の物が1万円台から購入できますよ!

どれもレビューがよいので、参考にするといいですよ。

ウォシュレットを設置する際の変圧器について

私はオーストラリア在住なので、オーストラリアを例に挙げます。

ポイントは2つ。

  1. 変圧器の種類
  2. 変圧器の容量

必要な変圧器の種類

オーストラリアで日本の電化製品を使う場合、

オーストラリアの方が電圧が高いので、電圧を下げる必要があります。

日本の電圧 100V

オーストラリアの電圧 240V

この際に必要になるのは、降圧器またはダウントランスと呼ばれる変圧器です。

変圧器の容量

変圧器を使う際は、変圧器の容量も重要です。

ウォシュレットの瞬間式と貯水式のタイプにより、用いる容量が変わってきます。

貯水式 ➡ 消費電力の1.25倍をカバーする容量

瞬間式 ➡ 消費電力の3倍をカバーする容量

わが家のウォシュレットは貯水式ですが、

それでも2倍程度の容量はあった方が無難といわれています。

トイレの仕様

電圧 100V
消費電力 410w=410VA

わが家のモデルの場合、410W ×2=820 最低でも820W/VAの容量のある変圧器が必要になります。

使用している変圧器容量 2000VA

2倍以上の容量がありますね

前面から見たかんじ。

変圧器については、居住国で購入されることをお勧めします。

完成したウォシュレットがこちら!

便座があったかい!!!!
最初の感動はそこでした。これよこれよー!日本の便座!

わが家の夫は、リフォーム系のDIYに精通しているので設置も数時間で行えました。

手順自体は複雑ではないですが、DIYに慣れていない人は、周りの詳しい人にヘルプをお願いしてチャレンジしてみるといいかも。

デメリットとしては、コード類と変圧器が若干邪魔。

スッキリとしたトイレにしたい人は、工夫してオーガナイズすることが必要ですね。

電源不要のウォシュレット便座

  • トイレに電源がない
  • ユニットバスだから漏電の心配がある
  • 変圧器を使いたくない

という人のために、電源不要のウォシュレット便座も販売されています。

中でもこちらの杉半さんのウォシュレット便座はレビューが高く、設置も簡単という声が多いです。

デザインもシンプル、価格もお手頃!

検討されてみてはいかがでしょうか。

まとめ

やっぱり、日本のものづくりの素晴らしさを実感するのがトイレ!

以前はダイソーで貼るタイプの便座シートを買っていましたが、毎日洗うわけでもないし、洗っても毛羽立ってきてしまい、イマイチでした。

今ではオーストラリアでもウォシュレット生活を送れているので、快適です!
何より、便座が暖かく幸せです。

メーカーさんは現地仕様の購入を推奨していますので、あくまでも自己責任でお願いします。

TOTOさんの、現地法人 
◆アジア・オセアニア地域(中国除く) ⇒ TOTO ASIA OCEANIA PTE.LTD.

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