オーストラリアのカフェで働く【キッチンハンド編】

3か月ほど前、立ち寄った近所のカフェで見かけた、Now Hiring Kitchen Handの貼り紙。

カフェで働いてみるのもおもしろそう。という直感で、その場でオーナーと話し、週末にトライアル。

そのまま採用になり、かれこれ3か月目になります。

オーストラリアでカフェで働くってどんなかんじ?と思う人の参考になればと思い、

  • カフェの仕事
  • キッチンハンドのお仕事内容
  • カフェの仕事の探し方
  • そもそも何でキッチンハンド?

について書いてみます。

目次

オーストラリアのカフェで働く

私はいわゆるローカルのカフェで働いてます。

ローカルっていうと、何をもってローカル?という曖昧さも出てくるんですが、まぁオージー経営で、オージー文化に根付いた職場環境と今回は定義しておきますね。

オーストラリアのカフェの仕事に就くまで

私の場合、店内の募集ポスターを見て、その場でトントンと話が進んだわけですが、基本はネットや直接の求人を見て、レジュメ(履歴書)を配るところからスタートする場合がほとんどです。

STEP
レジュメ配る
STEP
カフェから連絡が来る
STEP
トライアルを受ける
STEP
採用/不採用が決まる

という流れ。

★仕事の探し方

  • 求人サイト:seek / indeed / jora localなど
  • 直接レジュメを配りに行く
  • 友人・知人に紹介してもらう

例えば、これからワーホリや留学でオーストラリアに来る方だと、レジュメの書き方に慣れていませんよね。

レジュメはあらかじめ準備しておいた方が絶対にいいので、ネットで調べるなり本を参考するなりして作っておくことをおすすめします!

\初心者さんにも学びやすい1冊/

オーストラリアのカフェで働く英語力はどのくらい必要?

これから働きたい、と思う人が一番に考えるのは英語力に関してじゃないでしょうか。

これに関しては、正直私のレビューは参考にならないんですよね。

というのも、私は生活や仕事をする上での英語力はすでに備わっているので、そこまで困ることがないわけです。(スタッフのバックグラウンドによるアクセントには苦戦しますが)

カフェのポジションにもよりますが、接客メインなら、挨拶からオーダー取れるスピーキングとリスニング。

キッチンハンドとか裏方なら、シェフやコックの指示を聞けて動ける。

というざっとした目安。

とくにコーヒーはカスタマイズで注文するお客さんが多いので、オーダー取る時も細かかったりするんです。

でもこういうのも、

  • コーヒーやミルクの種類を覚える
  • メニューを覚える
  • 接客会話を覚える

という努力次第でなんとでもなっていくので、興味があるなら、どんどんチャレンジするといいと思います!

私の働いているところだと、オーダーは基本手書き。意外と大変なのが、他のスタッフのハンドライティングを読むことですね。

字って癖が強いので、アクセントと同じくらい苦労してます。

カフェでの仕事の種類

カフェの仕事は、ざっくり下のポジションに分けられます。

  • バリスタ
    • コーヒーを作る人
  • ウェイター/ウエィトレス
    • 注文を取る、フードを運ぶ
  • キャッシャー
    • カウンターでレジ業務
  • キッチン(シェフ・コック・キッチンハンド)
    • シェフ・コックは調理、キッチンハンドはその補佐やキッチンの環境整備
  • オールラウンダー
    • カフェ業務全般を担当

割と大きなカフェだと、こうやってポジションごとに業務内容がしっかり分担されている場合も多いですが、スタッフが3~5人ほどの場合だと、兼任している場合も多いです。

私の働くカフェも、平日は3~4人、週末は4~5人体制なので、私のメインはキッチンですが、ウェイターを兼ねることもあります。

キッチンハンドの仕事って?

ウェイターやウェイトレスの仕事は想像つきやすいですが、キッチンハンドの仕事ってなかなかイメージつかみにくいですよね。

キッチンハンド=皿洗いのイメージがある人も多いかもしれませんが、私の場合、皿洗い<調理補助の方が圧倒的に多いです。

シェフから学んで、一通りのカフェメニューは作れるので、

  • シェフの調理状況に合わせて調理補助
  • サンドウィッチ、パイ、ソーセージロールの仕込み
  • ケーキ、マフィン作りなどのベーキング
  • 皿洗いなどの環境整備
  • ケータリングオーダーの調理

などをしています。

オーダーされた料理を作りながら、ベーキングもしたり、食器やカップ等の補充を気にしたりと、キッチンの仕事ってマルチタスクで忙しいんですよ。

でもマルチタスクをこなすことって充実感もあって好きなので、自分には向いてるなーなんて思いながら働いています。

始めてみたら楽しかったキッチンハンド

プロフィールでも書いてますが、私の職歴は看護師と介護士。

そろそろパートでも始めようかな、と思って探し始めたていたジャンルも医療介護系でした。

でもここ数年腰痛があったりだの、普段子育てでしんどい中で、本音を言うと「さらに誰かのケアか…」とちょっと億劫ではあったんですよね。

しかも、今はコロナで介護系もいろいろ大変だろうし、正直ストレスフルな環境で働きたくない…。

そんな中で偶然に目にしたのがキッチンハンド募集の張り紙。

あ、これいいかも、やってみたい!そんなきっかで始めましたが、医療福祉系で働いたマルチタスクをこなしたり、優先順位で動く経験も生かされてるし、何かを作り出す仕事の楽しさも感じています。

医療介護の世界しか知らなかったから、いろいろ新鮮!

正直ね、給料は介護職する方がやっぱり稼げるんですよ。

でも仕事量や時間、ストレス度合いを比べると、今はこの働き方が私の社会復帰にちょうどいいかなぁと思ってやってます。

まとめ

ローカルのカフェで働く、私の経験をまとめてみました。

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