オーストラリアのワーホリが再開されて、
「英語力ゼロですががんばります！」
「ノリで乗り切ります！」
みたいな投稿を目にして、ちょっとモヤっとしてるんですよ。
まぁ、なんとかはなります。
なんとかなるけど、損はするでしょうね。という話です。
ロードトリップしてホリデーを存分に楽しむ予定！という人には、あまり需要ない内容なので飛ばしてもらってOK。
- 現地の生活に馴染んで経験値を上げたい
- 英語力を上達させて将来につなげたい
と思っている人に届いたらいいなと思い、書きたいと思います。
英語力ゼロでワーホリは出来るのか？
先ほども書きましたが、英語力ゼロでもワーホリは出来ます。
日本人を頼ったり、ジャパレスのお皿洗いなど、日系かつコミュニケーション少ない仕事を探せばお金も稼ぐことができます。
でも、仕事の選択肢はかなり限られると思ってください。
いくら自分に経験や専門知識があるとして、子どもレベルの英語力の相手を、雇用側が信頼をおくでしょうか？
英語力が低いことで、
- 希望の仕事に就けない
- 最低賃金以下で働く
といった不当な扱いを受けることもあります。
仕事上の危険なことなどを理解できず、事故につながるリスクも高いです。
生活のトラブルって意外と起こる
大なり小なり、海外で起こるトラブルは自分で解決しなくちゃなりません。
私の回りだけでも、
- 急性アルコール中毒で救急車で運ばれた
- 家に強盗が入った
- 家賃や給料で不当な扱いを受けた
- 車をぶつけられたが泣き寝入り
- 銀行口座から身に覚えのない取引があった（私の話）
など、厄介なことが起こってます。
つい最近も、Twitterで1人のシフトの時に強盗に入られた。という投稿を目にしました。（特に女子は、そんなシフト受けちゃダメです！）
日本で起こったとしても動揺しちゃいますよね。
慣れない土地で生活するのって、やっぱり大変です。
海外に暮らせば英語はなんとかなるのでは？
なりません（笑）
たとえばですが、ワーホリに来て、
- 日本人の友達ばかりとつるむ
- 日本人の多い職場で働く
- 黙々と作業する系の仕事で働く
という環境にいると、生活は出来ますが、英語の上達にはつながりません。
こんなに長くいるのに、このレベル？という人もゴロゴロいます。
それはね、
- 意思表示ができる
- 聞きたいことが聞ける
という生活するのに困らないレベルになると、それで良しとしちゃうからです。
でも、ものになる英語力を目指している人が考える「英語ができる」レベルって、それ以上じゃないですか？
日本に帰る時に、1年いたのにこのレベル？って思われちゃうのも悔しいですよね。
それには、やっぱりネイティブの環境で働いて、アウトプットを増やすことが一番。
それじゃ、どうやってネイティブの環境で働くか？となったら、それなりの基礎力と下準備が必要ということになりますよね。
その下準備もなしに、「英語力ゼロだけどがんばります！」といっても、スタートから損をしているわけです。
ちなみに、私が自分の英語力が伸びた！と実感したのは、
- TAFE（職業専門校）に通ったとき
- アシスタントナースとして働いたとき
- IELTSの勉強を必死でしたとき（最終スコアはL7.0、残りは6-6.5）
でした。なんでここで伸びたかというと、英語の勉強ではなく、英語で新しく学ぶ必要があった状況だったからです。
そして学びをやめたら案の定、英語力が停滞してるという（笑）
英語力の上達には、継続学習以外ありません。
語学学校で英語力は伸びるの？
個人的な感想としては、英語の試験や進学目的以外では、正直あんまり意味ないかなというのが本音です…。
- 友だちをつくる
- 英語環境に慣れる
- 他国のアクセントに慣れる
という目的ではいいんですけどね。
中・高6年間も勉強してきて身につかず、さらにワーホリ前にも勉強してないことが、いきなり数か月通っただけで身に付くのか、という話です。
初級クラスから始めるといっても、
- テキストも説明も英語
- 文法用語も英語
となると、余計に労力が増えます。
それをするなら、日本にいるうちに日本語で努力しておく方が、よっぽど理解が深まります。
不安だし、右も左もわからないから、とりあえず語学学校という場合もありますよね。（私もそうでした）
そういう場合は、最初から長期で語学学校を申しまずに、1か月とかの短いスパンにしておくのがいいですよ。
ワーホリ前にどうやって勉強したら効果的？
やらなくちゃいけないことなんて山ほどあるんですけど、一番はアウトプットですよね。
私が思う英会話に最低限必要なことは、
- ネイティブに慣れる
- 大きな声で話せる
「あれ、そんなこと？」って思うかもしれませんが、意外と出来ないんですよ、これ。
日本語って口先だけでモゴモゴ喋っても使える言語なので、その感じで英語を話すと通じなかったり、声が小さいとそれだけで自信なく見られる。声の大きさって結構重要です。
ここだけでも日本にいるうちに慣れておくといいんですよね。
ネイティブと話すのに臆せなかったら、最初の突破口は開けます！
レアジョブをやってみた
私もワーホリに来る前、何から始めればいいのか悩んで、留学している友人に相談したことがあるんです。
その時に勧められたのが、オンライン英会話大手のレアジョブ。
当時は英検2級レベルだったので、初級向けならなんとかなるか？と思いきや、
- ネイティブと話したことがなくて緊張
- スカイプで25分話すのってキツイ
- 全然言葉が出てこない
- 相手が何言ってるのか全然分からない
テンパっているうち終了。バーイ！
机上の勉強ばかりしてた結果がこれよ！と言われんばかりの惨敗。
今考えてみると、留学してる友人は英語にすでに慣れてるわけだから、彼女が思う「初級レベル」で勧められても当時の私にはハードルが高かったんですよね。
レアジョブは結構しっかりやるから、初心者で気軽にというと、ちょっと入りづらいかも？とは思います。個人的な感想ですけどね。
結局、25分間のオンライントーク時間が無理過ぎて続きませんでした。
オンライン英会話を選ぶとすれば
今では逆の立場になり、「何から始めたらいいと思う？」と日本の友人に聞かれたりすることもしばしば。
オンライン英会話であれば、初心者はとにかく気楽にハードルが低いレッスンを選んだ方が継続しやすい。
個人的にはスタディサプリENGLISH 新日常英会話セットプラン が一番初心者が取り組みやすいんじゃないかなと思います。
- 事前学習があるので、会話内容に困らない
- オンライントークは1回5分で回数無制限
- 日常生活や海外旅行向けなので実用度が高い
- 接客英語もあるので、ワーホリの仕事にも役立つ
初心者にフリートークって結構ハードル高いので、事前に話す内容を予習しておけるってのは会話しやすいですよ。
オンライントークも5分だけ？と思うでしょ。やってみると分かるけど、英会話で5分喋るって意外に長いんです！
6か月パックで申し込むのはさすがに勇気いるけど、1か月だけ自己投資と決めてチャレンジするのもありですね。
メルボルンの語学学校、平均で週3万円ほどかかることを考えたら、月額6,028円（税込）という価格はチャレンジしてみやすいと思います。
オーストラリアは今インフレが激しいんで、生活コストも結構かかります。出来ることは日本でしとくのも大事ですよ。
仮に、ワーホリ出発前の1か月だけやってみるとしても
- ネイティブに抵抗なくなる
- 大きな声で話せる
がクリアできるだけで、ワーホリに来た時の入りが違うと思います！
コミュニケーションのハードルをぐんと下げたい人、英会話の練習をどこからスタートしようか考えてる人には、即戦力になるレッスンです。
7日間の無料体験もあるので、まずは気軽に試してみるといいんじゃないかなと。
公式サイト>>新日常英会話セットプランの無料体験を試してみる
ワーホリ前からの準備は身を助ける
こういうテーマで書くと、永住者の上から目線だの、年長者が口ウルサイだの言われそうなんですけどね（笑）
でもね、オーストラリアはね、日本よりも危ないんですよ。そして英語が話せないことで不利な扱いを受けることもある。
トラブルが起こっても、解決が遅かったり泣き寝入りになる事案もある。
そういう事実もあることは知っていてほしいんです。
もちろん、うまい具合そういうハプニングが起こらずに、英語力ゼロでもなんとかなってます！という人もいるのも事実。
でもね、皆さんよりちょっと長く暮らして、失敗もいろいろしてきたからこそ知ってることもあるんですよ。
せっかくワーホリするなら、楽しく安全なものであって欲しいと思うので、お節介ながら書いてみました。
