生ゴミの活用法【ミミズコンポスト】で簡単に肥料が作れるよ

  • 生ゴミの有効活用なら、肥料を作っちゃいましょう!

生ゴミって有効利用出来ないかな?
環境に優しい処理方法って?

毎日毎日溜まるキッチンの生ゴミ。

放置すれば小バエがたかるし、捨て方も気をつけなきゃいけない。

普及されている生ゴミ処理機も、それなりに高価なお買い物。

じゃぁ、このゴミが家庭で簡単に肥料になり、リサイクルにつながるとしたら?

私の暮らすオーストラリアでは、ミミズを使って肥料を作る処理方法が、ガーデニングを楽しむ人達の間で盛んなんです。

それが通称、

worm farm(ワームファーム)、ミミズのコンポスト

今回はこのミミズのコンポストについてご紹介します!

目次

生ゴミの活用法【ミミズのコンポスト】で肥料を作る仕組み

日本の生ゴミ事情を簡単にまとめると、

  • 一般廃棄物の中で占める生ゴミの推定割合は40%近く
  • 生ゴミは水分を多く含むため、輸送や処理の過程で使われる石油資源も膨大

40%って結構多いんだね

わたし

少しでも家庭で処理できるといいよね

ミミズのコンポストとは、

ミミズが生ゴミなどを食べて分解 ➡ ミミズの糞や尿が肥料になる仕組み

ミミズコンポストのメリットとデメリット

メリット

簡単に始められる
生ゴミを減らせる
臭いが少ない
都会暮らしでも導入できる
子どもへの環境問題の教育にも最適

デメリット

ミミズが気持ち悪い
温度と湿度のチェックが必要
大きな生ゴミは細かく切る手間

実際に私たちがやってみて、そんなに苦にはなっていません。

(ほとんど旦那の仕事になっているけど)

ミミズコンポストの作り方

材料

我が家で使用しているものは、こちら。

  • コンポスト用容器(階層になっているタイプ)
  • 園芸用の土
  • ミミズ(シマミミズ)
  • 新聞紙数枚
STEP
容器の組み立て
  1. 容器を組み立てる
  2. 2番目のトレイの底に新聞紙を敷く
  3. ミミズを混ぜた土を入れる
STEP
ミミズが土の中へ移動するのを待つ

ミミズが土の中へ移動したら、優しく1番目のトレイを重ねる。

(日光に当てながら作業すると、土の中へ移動してくれやすいです)

STEP
生ゴミを置く
  1. 1番目のトレイに生ゴミを置き、土を軽くかぶせる
  2. 土が柔らかくなるくらいの水をかけて蓋をする

あとは、ミミズが生ゴミを食べてくれるのを待つだけです。

わたし

水やりは1週間に一度くらい。土は半年くらいで交換するよ

我が家の容器は3段重ねタイプ。

1番上が生ゴミのエリア

2番目がミミズが入っている土のエリア

3番目のトレイは、有機肥料となる栄養たっぷりな水分が溜まる場所

ミミズは、1番目のトレイの底に空いている、多数の小さな穴を通ってトレイ1と2を行き来します。

3番目のトレイには蛇口が付いていて、ここから栄養満点な水が出てきます。

我が家では、牛乳などの空き容器を常にセットし、このワームジュースを取り出したり、保管しています。

生ゴミの種類

入れていいもの
  • 野菜や果物、卵の殻(ph調節のために入れるといいですよ)
  • お茶やコーヒーのカス
  • 新聞紙等の紙→シュレッダーで細かくして、水で濡らしてから入れてます。
避けた方がいい生ゴミ
  • にんにく、たまねぎ、柑橘類
  • 乳化製品
  • 油物、肉
  • 洗剤が付いた生ゴミ
  • 落ち葉、枯れ枝

注意点

①最初は、必要以上に生ゴミを入れない

ミミズの処理能力を確認しましょう。
(一般的に、ミミズは毎日自分の体重の半量の餌を食べると言われているのでそれを目安に)

②寒いときは、毛布やタオルでカバーして保温


一般的に、10℃以下になるとミミズは活動がにぶると言われています。

冬の間は、毛布などで保温するとよいです。

③夏場は、毎日水をかけてあげる

まとめ

昨今のパンデミックで、外出自粛、おうち生活、自給自足なんかもキーワードになってきました。

家庭菜園にも興味を持ち始めた方も多いんじゃないでしょうか。

道具さえそろえば、簡単に始められて肥料代の節約にもなるミミズコンポスト、ぜひトライしてみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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