こんにちは、うりんこです。
先日、やっと旦那が家中リノベーションしまくって壊した外壁のレンガやら、ドアやら、木材、プラスターなどなどをゴミ回収業者に撤去してもらいました。
ゴミ捨てね、やるやる!
旦那がやるやる言ってたので放置していたんですが、
やらない間に月日は経ち…
結局業を煮やした私がオーガナイズして、さくっと終了しました。
今回はそんなゴミ回収とリサイクルシステムについて書いてみたいと思います。
オーストラリアの粗大ごみ回収について
私が暮らすメルボルンの粗大ゴミ回収は3つ。
- カウンシルに依頼
- 粗大ゴミ業者に依頼
- 自分で集積場へ持っていく
カウンシルに依頼
私が暮らすカウンシルでは、希望すると1家庭につき年に1回、無料で粗大ゴミ回収を行ってくれます。
郊外のカウンシルになると、予め回収日が決められていて、一斉に粗大ゴミをネイチャーストリップ(家の前の芝生エリア)に山積みにしてある光景なんかもたまに見ますね。
カウンシルに依頼する場合は、各カウンシルの名前と、Hard waste collectionで検索すると見つかります。
- 予約方法
- 回収できるもの/できないもの
- ゴミの出し方
など詳しく書いてあるので、よく読んで依頼しましょう。
業者に依頼する
今回私がゴミ回収に選んだのがこの方法。
はじめにカウンシルへの依頼を考えたのですが、わが家の様なリノベーションで出た、いわゆる廃材系は回収対象外だったんですよね。
トレーラーを借りてきて自分で集積場まで運ぶ方法も考えました。
でもこの方法は、旦那が今までも何回かやったことあるんですが、今回は廃材の量も多く大型だったので、コストも労力もかかる。
と、なれば業者に依頼した方が早いな、と。
業者を探す方法
探すならGoogleより確実なのは、
ローカルのコミュニティに聞いてみること!
オーストラリアでは、facebookのローカルコミュニティグループが盛んですよね。
利用した人のリアルなレビューやおすすめが聞けるので、私は結構利用しています
そういったグループに入ってない人は、自分のエリアで探してみるといいですよ!
自分のエリア名+BuySell&Swapと検索すると、いくつか見つかるはずです。
今回質問する前に、過去の投稿でも同じ質問ないかなーと思い、グループ内で検索かけてみました。
その結果、直近の投稿で評判が高い業者を発見。
その業者に依頼することにしました。
ちなみに、メルボルンでのゴミ回収業者の相場はだいたい
- 一般ごみ$70~80/㎥
- 大型ごみ$200~/㎥
くらいが目安になってくるそう。
スキップという、大きなゴミ入れをあらかじめ置いておいて、そこにごみを積みいれて回収するタイプもあり、これだと$100~くらいになるとか。
見積もりから回収まで
実際に連絡を取ってみたところ、評判通り親切で丁寧、返事も早い。
写真を送ったら、見積もりを出してくれて、相場通りだったのでお願いしました。
こちらが、わが家のゴミの一部
業者さんは、当日も朝に一度連絡をくれ、時間通りにわが家へ(この国じゃ、かなり評価上がります!)
さっさかゴミをトレーラに乗せ、20分ほどで終了!
こんなんだったら、もっと早く頼めばよかった!
苦手なことは外注する、買える時間は買って正解、今回のゴミ回収の学びですね。
自分で集積場へ運ぶ方法
自分で直接、集積場(Tip)にゴミを捨てに行くこともできます。
ゴミを乗せた車の入場前とゴミ捨て後の重さを測り、その差でゴミの値段が計算されます。
- 住所がわかるID
- バウチャーと呼ばれるチケットを入手しておく
ことが必要となります。
これも、各カウンシルのホームページに記載されていて、バウチャーもそこから入手することができます。
集積場やゴミを乗せる車の種類、ゴミの量によって値段は若干変わってきますが、普通車(セダン)で$30前後~になりますね。
オーストラリアでリサイクル
オーストラリアはリサイクルがとっても盛ん。
メジャーな回収方法は、
▶まだ使用できる物の回収
- OPショップ(Opportunity Shop)へ持ち込む
- スーパーの駐車場などに設置してある寄付箱へ入れる
- 自宅に投函される寄付袋へ入れる
- リサイクル業者に来てもらう
▶使用済みの物の回収
- ALDI(乾電池の回収)
- Officeworks(乾電池、コード類、携帯電話、ペンなどの回収)
- Coles、Woolworth(プラスチック袋の回収)
- 図書館(乾電池、携帯電話などの回収)
▶育児物(メルボルンの場合)
St.Kilda Mums
まだ使用できる物のリサイクル
まだ状態が良く使用できるけれど、使わなくなったものはチャリティーに回しましょう。
ただし、あくまでもチャリティー。
ゴミ捨てではありません。
近年、こういった機会が、ゴミ捨て代わりになってしまっていることも問題になっています。
良識ある寄付をしましょうね
OPショップ
Opportunity Shopの略で、オプショップと呼ばれます。
慈善団体や教会が運営している、
寄付で集まった様々な商品を、チャリティーとして手ごろな値段で販売してるお店のこと。
このお店へ寄付として、直接持ち込むことができます。
- Google Mapで近くのOpShopを探す
- Australian Opshop Listing
で検索すると見つけることができますよ。
スーパーの駐車場などに設置してある寄付箱へ入れる
ショッピングセンターの駐車場で、よく見かけるこれ。
様々な慈善団体が行っている寄付箱で、こちらに投函することもできます。
投函できるものは、寄付箱に記載されているので、事前によくチェックしましょう。
寄付箱が満杯になっているときは、投函しないこと!
外に置かれ、日光や雨にさらされた物は、汚れや汚染などで寄付品としては使用できず、結局ゴミになります。
これらのunusableアイテムの廃棄に、オーストラリアの慈善団体は、毎年1300万ドルを費やしているといいます。
Australian charities are paying $13 million a year to send unusable donations to landfill.
ABC news
自宅に投函される寄付袋に入れて、指定日に玄関先へ置いておく
不定期にポストに投函されるこういった袋。
この袋にリサイクル可能な物を入れ、指定日に玄関先に置いておくと、回収に来てくれます。
自分で出向かなくていいので便利ですよね!
私の暮らすエリアでは、1~2か月に1回くらいは投函されています。
リサイクル業者に来てもらう
日用品、大型家電や家具など、無料で引き取りに来てくれる業者もあります。
私もテレビ台や家具の回収に来てもらったことがあります。
事前に種類、大きさ、個数などを連絡し、庭先に置いておくと回収していってくれます。
OpShopを展開しているチャリティー団体や、リサイクル専門業者が回収を行っているので、そういった団体をインターネットで検索するとよいですよ。
育児物のリサイクル
赤ちゃんの洋服、おもちゃ、ベビーカー、カーシートなど、専門にリサイクルをしている慈善団体があります。
メルボルンですと、St.Kilda MUMS。
難民や、経済的支援を必要とする母親と子どもへ、育児に必要な物を無償提供しています。
寄付できる物については、注意するチェックポイントがあるので、サイトを参照してください
使用済みの物のリサイクル
乾電池や携帯電話など、身近なスーパーや図書館などが回収をしています。
ALDI
お馴染みALDIでは、使用済み乾電池の回収をしています。
回収ボックスは、だいたいレジの後方の、荷物をパッキングするテーブルの横の方にあります。
OfficeWorks
乾電池、コード類、携帯電話、ペンなどの回収をしています。
ペンの回収は私も始めて知りました
Coles、Wooleworth
お店の出入り口に筒形の回収ボックスがあり、プラスチック包装の回収をしています。
回収できるものはこちら(Colesホームページより)
- Shopping bags including reusable ‘green’ bags
- Fresh fruit and veggie bags and wrappers
- Bread bags
- Cereal box liners
- Biscuit wrappers and confectionery packaging
- Rice and pasta packets
- Frozen food bags
プラスチック包装が一番多く出るゴミですし、意外とかさばるので、こういったところで回収してくれると助かりますね。
図書館
場所によって異なりますが、乾電池、携帯電話の回収箱を設置してある図書館が多いです。
まとめ
オーストラリアでの粗大ゴミ回収とリサイクルについてまとめました。
文房具から大型家具、使い捨てのプラスチック包装まで、さまざまな場所でリサイクルや回収が可能です。
参考にしてみてくださいね。
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