皆さんご存知のように、2022年11月9日をもって、Slingboxのサービスが終了しました。
Slingboxの開発元であるSlingMedia社より、2022年11月9日(米国時間)をもってサービスを停止する内容のアナウンス(https://www.slingbox.com/discontinued)が発表されました。
Slingbox公式
後継品の販売もないということで、私も愛用していたのでかなり残念。
今後何を使って行こうか…ということで、Slingboxと同様の視聴環境を得られるサービスを比べてみました。
Slingboxのサービス終了。代替品になるサービス3社を比較
Slingboxの魅力って、
- 日本のテレビをリアルタイムで見られる
- 録画機とつないで、テレビ番組を録画できる
- 初期費用以降は、お金がかからない
ってところですよね。
今はVPN+VOD(動画配信コンテンツ)という方法も人気になってきてますが、VODのネックは、リアルタイム視聴は基本出来ないという点。
(たまーにTVerでスポーツのライブ中継とかありますが)
なので、リアルタイム視聴にポイントを置くとすれば、Slingboxと同様のサービスを受けられる方法としては、
- ガラポンTV
- WAVECAST
- Smart Cloud Serviceのアプリ
の3つが挙げられます。
この3つを、それぞれ紹介しますね。
VPNであれば、視聴可能VODが豊富で、低価格のNordVPNが使いやすいです。
★公式サイトをチェック>>オフィシャルサイト【NordVPN】

①ガラポンTV

Slingboxより設置が簡単で、リアルタイム視聴が可能になるのが、ガラポンTV。
Slingboxと同様にインターネット経由でパソコンやスマートフォンから視聴します。
・ガラポンTVを設置できる環境が日本にあり、設置してもらえる人
・地上デジタル8チャンネルだけ見られれば十分な人
・画質よりも、お得さを重視したい人
ガラポンTVの特徴は、
- リアルタイム視聴
- 最大2週間分の全番組自動録画
が可能で、話題の番組を見逃したー!録画忘れたー!なんてことがないので、かなり便利です。
時差があったりすると、なおさらテレビの設定ってわずらわしいですもんね。
画質はワンセグ画質なので劣りますが、とにかく安く使いたい人向けなので、気にならなければOK。
ガラポンTVの設置方法
ガラポンTV販売元から、ガラポンTV本体をレンタルします。
設置方法は公式サイトを見てもらえると分かりますが、簡単なので、日本の実家なり友人にも頼みやすいかと思います。
ガラポンTVの費用
月額 1,250円
1年で15,000円、2年で30,000円なので、サービス内容を加味すると良心的な価格設定だと思います。
ガラポンTVのメリットとデメリット
ガラポンTVは、とにかくお得に便利を提供するサービスなので、
画質が期待に添えないってことがネックなんですよね。
ネット上のレビューも、画質についてのコメントがやはり多い印象。
画質が気になるか耐えられるか、それは個々の判断になるので、
ガラポンTVが気になった方は、まずは2か月間の無料お試し期間でチェックしてみることをお勧めします。
②WAVECAST

こちらもガラポンTV同様、日本の自宅に本体機器を設置するタイプ。
ガラポンTVと異なるのは、フルセグ放送なので、高画質なフル地デジを楽しめるという点。
また、VPNを搭載しているので、自分で別途契約する必要がないのも便利ですね。
・WAVECASTを設置できる環境が日本にある人
・高画質でテレビを見たい人
・月額・年額を払いたくない人
WAVECASTの設置方法
本体機器と、アンテナ線・ネット線を接続するだけです。
WAVECASTの費用
こちらはSlingboxと同様、最初に機器を購入するため初期費用がかかります。
地デジのみ
- 録画100時間 クラウドV3モデル 39,980円
- 録画270時間 クラウドV3モデル 44,980円
地デジ+BS/CS
- 録画100時間 クラウドV3モデル 45,980円
- 録画270時間 クラウドV3モデル 50,980円
高画質でかつVPNも搭載しているとなると、このくらいの初期費用は必要になりそうですね。
Slingboxと同様、設置後は使用料がかからないことも考えると、長く使えば使うほどお得になります。
WAVECASTのメリットとデメリット
初期費用はかかりますが、メリットを考えると十分価値はありますね。
ただ問題は、回線や配線、VPN不調などのトラブルが出た際です。
本体機器は日本なので、家族なり友人なりに対応してもらう必要が出てきます。
その人が対応できるのであればいいですが、たとえば高齢の両親とか、機器類に詳しくない場合はちょっと大変かもしれないですね。
③Smart Cloud Serviceのアプリ
海外在住者にとって、一番手間いらずで簡単なのがアプリを使う方法。
それが、Smart Cloud Service社が配信している専用アプリです。
機材設置というわずらわしさがないので、私の周りでも使っている人がダントツ多いんですよね。
こちらの会社が配信しているアプリで、日本のテレビのリアルタイム視聴+見逃し配信が可能になります。
以前はiSAKURAとして知られていましたが、現在は新しいアプリの配信に伴い、iSAKURAのサービスは終了しています。
・すでに海外にいる人
・機材設置が手間な人
・地上波放送だけでなく、BS/CSも見たい人
Smart Cloud Serviceのアプリの使い方
公式サイトから、アプリをダウンロードするだけです。
現在こちらの会社が配信しているアプリは3種類。
- Japan TV
- Muji TV
- NewHome
です。
それぞれのアプリの違いは、
- 視聴可能な放送局数
- 録画期間
- 画質
ですが、画質はそれほどまで大差なく綺麗な印象です。
こちらの記事内で、画質を比較しているので参照してみてください。
★【関連記事】>>iSAKURAで日本のテレビが見られなくなった時の対応策
Smart Cloud Serviceのアプリの費用
3つのアプリの特徴と費用を簡単にまとめました。
Japan TV(地上波+BS+CS)録画再生期間30日
- Mini 30チャンネル $17/月
- Basic 54チャンネル $22/月
- Standard 73チャンネル $26/月
- Deluxe 100チャンネル $30/月
Muji TV 録画再生期間2週間
- Mini 16チャンネル(地上波のみ)$8/月
- Muji TV 56チャンネル(地上波+BS)$20/月
NewHome (地上波+BS+CS) 録画再生期間30日
- 74チャンネル $25/月
プランは、月額、年額で選べます。
全てのアプリで、1日~数日のお試しプランがあります。まずは画質や速度チェックのためにトライアルをお勧めします。
★公式サイト>>Smart Cloud Service(利用にはアカウント登録必要)
※現在サイト調整中のため、新規アカウント登録の場合はヘルプセンターから直接問い合わせてください。その際このブログ【めるじかん】を参照されたことを付記していただくとスムーズです。(日本語でOK)
Smart Cloud Serviceのメリットとデメリット
やっぱり手ごろで簡単なので、Slingboxが使えなくなったら、私の選択肢としては、これかな~と考えています。
日本の実家にわざわざ機材を設置してもらう必要もないし、月単位で変更や解約が可能なので、使い方に合わせて調整できるのはいいですよね。
まとめ
Slingboxのサービスが終了したあとの、日本のテレビの視聴方法についてまとめてみました。
気になる製品があった方は、公式サイトでチェックしてみてくださいね。
- ガラポンTV
- WAVECAST
- Smart Cloud Service
現在サイト調整中のため、新規アカウント登録の場合はヘルプセンターから直接問い合わせてください。その際このブログ【めるじかん】を参照されたことを添付していただくとスムーズです。(日本語で可)