コーヒーをドリップした後のコーヒーの出がらし、結構すぐに溜まっちゃいますよね。
香りもいいし、再利用できないかな?
そう思っている人も多いと思います。
実はこの出がらしは、
- 美容効果
- 消臭効果
- ガーデニングの肥料
になったりといろいろ優秀なんですよ。
今日は、コーヒー出がらしを簡単に再利用するアイデアを3つ紹介します!
✔ この記事を読むと、こんなことに役立ちます
- 手軽で楽しいリサイクル生活につながります
- ガーデニングに使えば、ゴミの量を減らせます
- ローカルコミュニティと協力するヒントが得られます
コーヒーの出がらしを簡単に再利用する3つのアイデア
私の暮らすオーストラリアはカフェ文化がさかん。
コーヒーも、一日に2~3回は飲むようになったので、自宅で淹れる時なんかは、すぐコンポストにいっぱいになっちゃうんですよね。
香りもいいから、まだ何かに使えそうでもったいなぁと、思ったのが再利用を始めたきっかけ。
コーヒー出がらしを再利用する3つのアイデア、美容、消臭、肥料とカテゴリー別にご紹介していきます。
美容効果として
コーヒースクラブ
なぜ、コーヒーが美容によいのでしょうか?
それは、コーヒーに含まれるカフェインとポリフェノールにあります。
簡単にまとめてみました。
- カフェインが血行を良くし、デトックス効果や脂肪燃焼効果がある
- ポリフェノールに抗酸化作用があり、ハリを保ち、くすみを予防する
作り方は、インターネットを検索するといろいろ見つかりますが、ここでは一番簡単な方法をご紹介します。
コーヒー出がらし:ココナッツオイル = 1:1で混ぜる
これだけです!
お好みで、はちみつやCBDオイルなどを適量混ぜてもOKです。
このスクラブは全身に使えます。私はいつもシャワーの時に使っていますが、使用した後は、お肌がつるつるになって、保湿効果も高いですよ!
排水溝には、コーヒーの出がらしをキャッチするネットを付けておくのもお忘れなく!
消臭対策として
コーヒーの出がらしは、消臭で使われる代表的な活性炭の様に、高い消臭効果があります。
なぜ消臭効果を発揮するのでしょうか?
- コーヒーの出がらしの表面に細かい穴がある→臭いをキャッチする
- コーヒーの出がらしに含まれる水分→アンモニアを分解
- コーヒーの出がらしは酸性→アルカリ性のアンモニア臭を中和する
これらの特徴から、活性炭と比べ、5倍もの消臭効果があると言われています。
私も自宅の冷蔵庫に入れています。ちなみに、キムチなどの酸性の強い臭いの近くには重曹を使っています。
消臭剤を作ってみる
<<作り方>>
- コーヒーの出がらしを、天日干しで1日乾燥させる
- もしくは、レンジで2分ほどチン
あとは、容器に入れて薄布をかぶせて設置するだけ。
乾燥させる理由は、そのままだと1~2日ほどでカビが生えてしまうからです。乾燥していれば、1か月ほど消臭効果が続きます。
ただし、湿ったままの方が消臭効果は高いので、1~2日ごと交換できるなら、そのままでもOKです。
消臭場所として・・・
- オムツ用ゴミ箱、サニタリーボックス
- トイレ
- 靴箱、靴
- 灰皿
- 車の中
など、いろいろな場所で使えます!
わが家は、とにかく子どものおむつ用ゴミ箱の臭いが気になっていました。ただオムツ箱内に撒いておくことで、かなり効果的に臭いが取れました!
ちなみに余談ですが、看護師2年目で看護研究するときに、この活性炭とコーヒーの出がらしでの消臭効果について院内発表しました(笑)実際に病室内の臭いの軽減につながりましたよ。
ガーデニングの肥料として
コーヒーの出がらしは、ガーデニングの肥料としても使えます。
肥料として使える理由は、
- コーヒーの出がらしの表面に細かい穴がある→通気性が良くなる
- コーヒーの出がらし+肥料を混ぜる→微生物が住みやすい環境になる→植物の生育が良くなる
<<作り方>>
コーヒーの出がらし:肥料=1:1で混ぜて、約1か月熟成させる(発酵させる)
です。わが家もこの方法でやっています。
発酵が必要な理由は、そのまま土に混ぜて使ってしまうと、土の窒素量が減ってしまい、植物が育ちにくくなってしまうからです。
うちの夫は、出がらしをたくさん使いたいとき、ローカルのカフェから貰ってくることもあります(笑)
ちなみに、私のローカルエリアでは、Community Garden(地域主体の空地を利用したガーデニング活動)が盛んで、ガーデニング活動に積極的に取り組む友人たちがたくさんいます。
友人が、コーヒーの出がらしを回収しているところ(笑)
回収したコーヒーは、キノコ栽培/販売をしているMr. MushroomのWuさんにも届けられるとのこと!(メルボルンに住んでる方、ここのマッシュルームもおすすめです!!)
カフェと住民が一緒になって、リサイクルに取り組めるのも、いいところですよね!
生ゴミから有機肥料を作る紹介も、こちらの記事でしています↓
まとめ
飲むだけで、捨ててしまってはもったいないコーヒーの出がらし。
簡単に再利用することができると、リサイクル生活がちょっと楽しくなりませんか?
手軽に始められるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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