先日、毎年3月にBallaratで開かれている、ベゴニアフェスティバルに行ってきました。
このご時世、例年の大きなイベントがキャンセルされたり、小さなイベントもなかなか開催されなかったりで、お出かけ好きとしてはちょっと寂しい。
こうやってイベントが開催されること、そして郊外に行けることは本当にありがたいとつくづく感じています。
(なにせ半径5キロの行動制限や、郊外に行くのに関所ならぬポリスのチェックがあったメルボルンですからね!)
メルボルンから1日観光としてもおすすめなので、レポートを残しておこうと思います。

ベゴニアとはどんな花?

赤、ピンク、オレンジ、黄色など、華やかな見た目で楽しませてくれるベゴニア。
今では2000種あまりの原種と、15000種をこえる交配種があるといわれています。

ベゴニアの基本データを見てみましょう。
学名 Begonia
科名 シュウカイドウ科
属名 シュウカイドウ属
英語名 Begonia
原産地 熱帯、亜熱帯
花言葉 片思い、愛の告白
すべてのベゴニアに共通している特徴が、
葉っぱの形が左右非対称
雄花(花びら4枚)雌花(花びら5枚)がある
ベゴニアを見る際は、ぜひ注目してくださいね!
ベゴニアフェスティバル
2021年の開催期間 3月6日(日)~3月28日(日)
場所 Ballarat Botanical Garden, City hall, 街中にも展示あり
ベゴニアフェスティバル>>公式サイト
今では、バララットの代名詞となっているベゴニア。
バララット植物園は、1800年代からベゴニアのコレクションを特色としている植物園で、球根ベゴニア240種類以上、非球根ベゴニア300種類以上を保有しています。
ベゴニアフェスティバルとは、植物園の保有するベゴニアコレクションをお祝いするもの。


Ballarat Botanical Gardenのアイコンともなっているのが、特徴的な三角屋根の温室。
こちらがフェスティバルのメッカ、たくさんの鮮やかなベゴニアが展示されている場所です。


外にはベゴニアだけでなく、ひまわりやアネモネ、バラ園なんかもあったりして、いろいろなお花を楽しむことができます。


バララット植物園のベゴニアの品種
- イギリス種
- スコットランド種
- アイルランド種
- ニュージーランド種
- アメリカ種
- 全体の1/3はオーストラリア固有種
COVID-Safeのため、入り口ではバーコードリーダーでチェックイン、
温室内の人数制限もしていましたが、2~3メートルくらい列になっていても割とすぐ中に入れました。




例年はこのBotanical Gardenでパレード、出店、キッズプレイエリアなんかがあったりしたんですが、今年はコロナの影響で規模が縮小されて、残念ながらBotanical gardenではお花の展示のみでした。
それでも、市内やシティホールにも展示場所が作られたりと、
人が分散して、かつBallarat市内も楽しめるような開催になっていたので、地元ビジネスの活性化のためにもよかったんじゃないかなと思っています。
できれば街中もゆっくり散策したかったんですが、1人で3人の子連れにはなかなか難しく、今回は市内を車でサーッとドライブして終了。
古きよき街並みがとても素敵なので、時間のある人はぜひ歩いて回ってみてくださいね。


このBotanical Garden、お花の種類が多く、きれいに管理されてて好きな場所の一つです。
秋晴れの3月の週末、
芝生エリアではピクニックを楽しむ人や、コスプレ撮影会(笑)をする人などでにぎわっていました。
Botanical Gardenの向かい側には、ゆったりとした湖(Lake Wendouree)や公園なんかもあるので、家族連れで一日ピクニックしたり、湖畔を散歩するのも気持ちいいいですよ。
駐車場情報
Wendouree Paradeの路上駐車は週末は混むので、
- Carlton St
- Crocker St
- Gillies St N
あたりがお勧めです!
ベゴニアフェスティバルが開かれているBallarat(バララット)
バララットはメルボルンから、西方向へ約115km、車だと約1時間半ほどで行けるヴィクトリア州で3番目に人口が多い都市です。
兵庫県猪名川町の姉妹都市だって知ってました?



意外と日本とつながりがあるんですね~
バララットは、1850年代に近郊で金が発掘されたことによって、ゴールドラッシュが起こり劇的に変化した街です。
今でも市内を巡ると、その古き良き建築物を目にすることができます。
Sovereing Hill
バララットの有名なテーマパークであるSovereing Hill(ソブリンヒル)は、このゴールドラッシュ当時のバララットを再現している人気の観光スポットの1つ。
街並みを感じたり、トロッコ電車、砂金採りなど体験型テーマパークなので、一度訪れてみるといいですよ。
Sovereign Hillのサイトはこちら


ひまわりファーム
バララットへ向かう途中、
広大な大地に、夏の間迫力あるひまわり畑が現れます。
Greendale、Dunnstownという2か所で見ることができますよ。


Greendale
- 入場料 5歳以上 $5/人
- 1人1本までひまわり持ち帰り無料
Dunnstown
- 入場料 5歳以上 $10/人
- ひまわり持ち帰りは1本$2
私が行ったのは、メルボルンから近いGreenvaleの方。
どちらもトイレは近くの公園のトイレを使用することになり、1~1.5kmほど離れているので、あらかじめ済ませておきましょう!
まとめ
バララットのベゴニアフェスティバルについてご紹介しました。
カレンダー上では過ごしやすい気候の続く初秋のメルボルン。
1日観光に最適なので、ぜひ足を運んでみて下さいね。


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