
オーストラリアでアシスタントナースや介護の資格を取ったけど、なかなか就職先が見つからない。できればカジュアルに自分の好きな時に働きたい。どんなところに登録したらいいんだろう?
実際にオンライン登録で仕事をした経験を、今回はご紹介します。
✅ この記事は、こんな人に役立ちます。
オーストラリアでアシスタントナースや介護系の資格を持っている人
上記☝の資格があって、単発や短時間のカジュアルワークを探している人
これから資格取得を考えている人
オーストラリアの医療介護系オンライン登録
オンライン登録サイトのシステムを簡単にご紹介しますね。
ケアを受けたい人、ケアの仕事を探している人それぞれがまずサイトに登録。
自分のプロフィールを作成し、自分に要件、給料に合った人を探します。
つまり、ケアのクラウドソーシングと考えてもらうと、わかりやすいと思います。
オーストラリアで医療介護系のオンライン登録サイト




この2つを選んだ理由は、Disabilityの仕事をしているローカルの友人たちからのおすすめでした。
どちらもメインはDisabilityですが、AgedCareや、パーソナルケアも含まれています。
年齢も、子どもから高齢者まで様々です。


ケアの要望はいろいろ
- 看護介入、ADLの介助などのパーソナルケア
- ホームメンテナンス ➡ 掃除、芝刈りなど
- 社会的なかかわりへの援助 ➡ 外出、買い物、散歩、アクティビティなど
- 教育サポート ➡ 勉強や仕事のサポート
- 送迎サポート
- スピーチセラピー、サイコロジー、リハビリなどの専門分野など
もちろん、自分が提供可能なケアの要望を探せばOKです。
中には、トライアスロンの練習のために自転車乗りに付き合ってほしい、というのまでありました。
そして実際に友人は、40kmのサイクリングの依頼を受けて一緒にやってました(笑)体力に自信のある人にはいいですね!
登録に必要な資格
- CerrtificateⅢ以上 Individual Support
- CerrtificateⅢ以上 Aged Care
- CerrtificateⅢ以上 Disability
- CerrtificateⅢ以上 Home and Community Care
- CerrtificateⅢ以上 Assistant in Nursing もしくは Degree in Nursing
登録に必要となってくるもの
- パスポートか運転免許証での本人確認
- ポリスチェック
- working with childrenのチェック
- CPRかFirst Aidの受講証明
- 2人からの推薦状
この5項目は、どちらの会社でも必須。このほかに、mableではABN(Australian Business Number)が必要になります。
では、実際に働いてみて感じたメリットとデメリットです。


オンライン登録して働くメリット
一番のメリットは時給の高さ。自分で時給を設定できるのも大きいですよね。
クライアントと1対1なので私設で働くより余裕が持てますし、外出の付き添いやアクティビティなど、自分の気分転換や運動にもなります。
短時間・単発で終わる仕事も多いので、一日中拘束されることもなく、時間を有意義に使いたい人にはぴったりです。
オンライン登録して働くデメリット
短時間の案件が多いので、まとめてガッツリ稼ぎたいという人にはあまり向かないですね。
クライアントと1対1で仕事をすることがほとんどなので、安全管理や問題解決できる英語力も必要です。
オンライン登録して働いた経験談
実際にオンライン登録して働いた経験をお伝えしますね。
オンライン登録会社について
先ほど紹介した上記の2つの会社に登録したわけですが、
- hireupの方はシティでの件数が多く、私の住むエリア近辺の案件が少なかった
- mableの方が、シティ以外のエリアの案件も多かった
なので、mableのみを利用しました。
これは、メルボルンに限ったことなので、まずは両方を登録して、自分の働きたいエリアで案件を比べてみることをお勧めします。
実際にした仕事はこちら
①高齢女性のハウスキーピング 時給$25 2時間/週
掃除、ガレージの片づけが主でした。
掃除用具は自分で用意して持っていかなければならなかったので、初期費用がかかりますが、そろえてしまえば他の仕事でも使えたり応用出来ます。
購入にかかったコストも、タックスリターンで申告できました。
②小学生の軽度自閉症の男の子の体操レッスン付き添い 時給$30 1~2時間/週
仕事内容は、体操レッスンに車で送り迎えして、レッスンが終わるまで待ち、また帰ってくるという流れです。
ただ本人の気分により拒否する日もあったので、2か月ほどやりましたが、毎週確実にシフトが入るわけではなかったです。
③小学生の軽度自閉症の男の子のアクティビティ 時給$30 1~2時間/週
こちらも、まず顔合わせをしてから始めました。学校が終わったらピックアップして、両親が帰宅するまで散歩したり、バスケットをしたりしました。
まとめ
案件を選ぶとき、少しでも仕事内容が不安だったり、難しいと感じたらきちんと断ることも大切です。
特にDisabilityの分野では、クライアントの身体的、精神的状態をしっかりアセスメントして、自分がまず安全にケアを行えるかが大切になってきます。
mableで選んだ案件は、どれもこなせそうだったこと、そして実際にクライアントに合って本人の状況を確認してからだったので、問題なく働くことができました。
もし興味があれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




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