パーティって苦手!行きたくない!!
国際結婚をしたカップルに結構ありがちな悩みだと思うんですけど、どうですか?
私も結婚したばかりの頃は、ほんとーに嫌でした。
しかも当時は英語もそこまで上手いわけでもなく、カルチャーにも慣れてないからなお苦行。
そもそも日本人てパーティー慣れしてないし、誰が来るかも分からないパーティーでの見の振る舞い方ってよくわからないじゃないですか。
友だちの結婚式の二次会だって、微妙な雰囲気になる時あるのに!
そうは言っても、海外じゃパーティーって大切な社交場のわけで、パートナーの参加は暗黙の了解。
パートナーの社会的地位を高めたり、仕事のコネクトを深めたりするためにも大切なんですよね。
憂鬱なパーティーが少しでも楽になるように、私が克服のために行ったステップをお伝えしようと思います。
苦手なパーティーを克服する方法

私はそもそも、初対面の人とのコミュニケーションが上手な方ではありません。
(仕事だと全然平気なのに)
対して私の夫は、コミュ力おばけ。
めっちゃコミュ力高いのです。
こんな人と一緒にパーティーに行くとどうなるか。
まず100%の確率で、放置されます(笑)
そしてなかなか帰れず、だいたい最後まで居残る。地獄です。
もう結婚当初は苦痛で苦痛で仕方ありませんでした。
ではなぜ苦痛なのか。単純にこの3つですよね。
- 語学力不足
- コミュ力不足
- 場慣れしていない
それぞれ50%くらいでも解決すれば、かなり楽になります。
大丈夫、これは下準備と経験を重ねることで克服できます!
語学力不足をカバーする方法

- small talk(小話)の引き出しを増やすこと

「別にシャイじゃないし、日常会話は出来るし、社交性がないわけでもないんだけど…」
と自分に言い訳してませんか?私はそうでした。
でも例えば嫌いな人や苦手な人がいても、私たちは日本語ならなんとかやり過ごせますよね。
結局は原因は語学力の不足です。
そうは言っても、語学力はすぐに上達するものでもない。ではどうするか。
- small talkの引き出しを増やすこと
です。
このsmall talkの引き出しがあるかないかで、ずいぶん相手との会話のハードルが下がります。なぜなら、
- 難しい言い回しや単語を使うものではない
- ある程度の日常会話が出来る人なら、簡単に身に付く
▼英語のsmall talkの学習法ならば、こちらを参考に
>>「英会話がワンパターンになりがち」中級者がレベルアップに必要なコツ
small talkを身につけることで、逆にネイティブと会話したくなるというプラスの効果も生まれます!
コミュ力が低い場合の会話のステップ

まずは挨拶
- 挨拶の後に続ける会話をテンプレ化して、ストックしておく
- 出来るだけ相手の名前を覚えて、会話中に呼び返す
コミュニケーションの基本は挨拶からですよね。
“Hi, how are you?”で聞かれた時に、”Good!” “Pretty good!”など、一言で終わる返しをしていませんか?
これだと、多分相手は”That’s good”と言って、会話終了~になるパターンでしょう(笑)
つまり会話が閉鎖的になってしまうということ。
ついでに、この人あんまりフレンドリーじゃないなーって先入観を持たれてしまうし、余計にぼっちになる原因に。
基本的なことですが、そのあとに付け加える文章をテンプレ化してもいいので準備しておきましょう。
そして、出来る限り挨拶してくれた人の名前を覚えて、会話中にも名前で呼び返す。
なぜなら、これだけで相手との距離が縮まったり、信頼関係を気づけるのも早くなるからです。
特に海外で仕事したことのある人は、経験もあるのではないでしょうか。
- 挨拶の後に、話を続ける
- 相手の名前を覚える
ぜひ意識してやってみてください。
small talkを使う
small talkで下準備が出来たら、実行に移すのみです!
隣の席の人、話しやすそうな人にネタを振ってみましょう。
話しやすそうな人を攻める
経験上、話しやすいのは
- 年配の人
- 多国籍のバックグラウンドがある人
です。この人たちは、根っからの若いオージーより会話が長続きするし、こちらにも割と興味を持って付き合ってくれます。
特に年配の方だと、立ち話をせず座って話すことも多いので、自分の居場所も確保できます(笑)ゆっくり食べながらお話もできるしね。
居場所がない…という疎外感は一番しんどいので、その時はその方たちを狙いましょう。
パーティーでの身の置き方が分からない

- パーティーでの居場所を見つけましょう
場慣れしていないのは、日本人なら当然です!
パーティーなんて馴染みがないし、振る舞い方なんて分からない。
だからといって、ここで億劫になってしまったり、行かない、なんてなると、“Anti social”のレッテルを張られたり、はたまたパートナーの社会的評価につながることも。
場慣れしていないのは、経験を積んで立ち振る舞いのコツを掴んでいくしかないですが、居場所を見つけることで、少し気分も楽になります。
居場所を見つける
- 話しやすそうな人を攻める(上記参照)
- ホストに手伝いはないか聞いてみる
- 疲れたら適度に休む
ホームパーティーならば、食べ物が乗ったプレートを持ってサーブしたり、何かを持ってくるお手伝いをしたり、それでそこそこ時間を使えます。
疲れたら、座って休んでもいいし、ホームパーティーなら映画でも付けてもらえば90分近くは休めます。
意外と周りは、あなたが休んでいることをそんなに気にしてないので大丈夫。
どうしても行きたくないとき
それでもメンタルがやられる、行きたくないときは、どーしてもある!
パートナーが出席したがっているパーティーならば、少なくとも快く送り出してあげましょう。
ここでメソメソ、私はパーティーは苦手だからうんぬん…とするのではなく、”今日は気分が乗らないから家にいるけど、次回は行くから楽しんできてね”
くらいで、さっとね。
だってもし逆の立場で、自分の家族や友人、仕事仲間に会いたいと思ってもらえない、それが苦手だって言われたらどうですか?
パートナーにとっては、
- 新しいコネクションが出来る
- 友人たちと再会する
といったチャンスでもあるので、そこは相手を尊重してあげましょう。
もしそれがあなたも知っている相手や、パートナーの家族や親戚ならば、
“Say hello to ~” (~さんによろしく伝えてね)も付け加えておくと印象もいいですよ。
まとめ
ここまで読んでくれた人は、パーティーは苦手だけども、パートナーの付き合いのために、何とか頑張ろうと思っているのですよね!それだけでも偉いです!
ポイントは、
- 語学力不足
small talk で引き出しを増やす
- コミュ力不足
挨拶のポイントを押さえる、small talkを使う、話しやすそうな人を攻める
- 場慣れしていないこと
居場所を見つける(話しやすそうな人を探す、手伝いをする、適度に休む)
そして、遠慮しすぎず、堂々と気楽にね。
このパーティー苦手意識を乗り越えると、パーティーは美味しいご飯がタダで食べれられる!ベビーシッターの宝庫!と思える素敵な場所に変わります(ハイ、図々しく生きています笑)
意外と、日本人の初対面の人が集まるより、多国籍の人の方が気楽ですよ。
では!
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